【個人事業を始める方必読!】開業時に忘れると損する3つのこと
個人事業を始める方・始めた方へ
個人事業を始める時に忘れると損することがあるという事実、ご存知ですか?
念願の事業がいよいよスタートし、期待にあふれているかもしれませんが、
このままでは損をしてしまう可能性がありますので、以下のことを必ず行ってください。
やらないと損すること①「青色申告の事前申請」
知っている方も多いかもしれませんが、青色申告で申告をすることで、最大65万円の節税を行うことが出来ます!
また、青色申告のメリットとしては他に
・赤字の場合、3年間繰り越すことが可能
・家族給与の経費計上が可能
・30万円未満減価償却資産の一括経費が可能
・自宅をオフィスにし、家賃・電気代の一部を経費計上が可能
があり、事業を始めたばかりの事業主様にとっては非常にうれしい制度です。
最もわかり易いメリットである節税について、実際の節税事例をご紹介します。
・課税所得金額300万円の場合:130,000円の節税!
・課税所得金額500万円の場合:195,000円の節税!
・課税所得金額800万円の場合:214,500円の節税!
・課税所得金額1,000万円の場合:279,500円の節税!
資金繰りが厳しい初年度だからこそ、節税できる部分は節税していくことをおススメします。
しかしながら、何もせずにこの優遇措置を受けられるかというとそうではありません。
青色申告のためには、税務署に事前申請する必要があります。開業日から2ヶ月以内に青色申告の申請をしましょう。
やらないと損すること②「開業届の提出」
「開業届(個人事業の開業・廃業等届出)」の提出期限は開業後1ヶ月となっています。提出が遅れると青色申告が適用されない場合があります。
税務署に開業届を提出するだけですが、青色申告を受けるためは必要なことですので
忘れずに行ってください。
やらないと損すること③「開業時に創業融資の申請」
”借り入れをしやすい時期”と”そうでない時期”があることをご存知でしょうか?
開業後、資金が必要になってから融資を申し込むよりも、開業時に融資の調達を試みる方が、調達が容易です。
調達後、定期預金で確保しておかれることをお薦めいたします。
また、金融機関(や保証協会)は、その実績を重視してくれます。少しでも創業融資を受けて、返済実績を作っておくことが貴社(あなた)の実績になり、次の融資が受けやすくなります。
もちろん金利は発生しますが、開業後、資金枯渇により事業継続が困難(倒産)になることを考えると、圧倒的にローリスクです。保険と考えて借り入れを行うことを強くおススメします。
開業時に創業融資を獲得することで、スムーズな事業拡大や資金繰り安定化が図れます。融資は開業時に申し込むことで、確実に実行確率が上がります。
最後に
開業時には多くの事を同時に進めていかなくてはなりませんが、上記の3つのことを行っていただくだけで”損すること”はありません。
今回ご紹介した3つのことは当事務所でサポートさせていただくことが出来ますので、お気軽にご相談ください!